家族のこころのケアを支援する会とは
当会は、家庭内で子どもや高齢者の問題で悩むなど、精神的ケアを必要とする家族に対して、適切な相談活動や家族支援に関する事業をおこない、当人を含む家族メンバーの福祉と健康に寄与することを目的とします。また、上記目的の延長として、カウンセラー養成の教育をおこない、カウンセリングマインドを持った社会づくりを目指します。(定款第3条より)
当会は、上記の目的を達成するため、次の種類の特定非営利活動をおこないます。(定款第4条より)
(1)保健、医療又は福祉の増進を図る活動
(2)社会教育の推進を図る活動
(3)子どもの健全育成を図る活動
また、当会は、上記の特定非営利活動の具体的施策として、次の事業をおこないます。(定款第5条より)
(1)下記の各層に対するピア・カウンセラー養成講座を開催します。
(a)不安、孤独等の悩みを持つ高齢者
(b)引きこもりの青年
(c)高齢者を持ち悩む家族
(d)子どもの問題に苦悩する家族
(2)上記各層のピア・カウンセラーをそれぞれの家族や高齢者の施設に派遣します。
(3)夫婦の危機や社会的不適応をきたしている家族メンバーに対して、適切な相談活動をおこないます。
(4)子育て中の親に対する養育研修や子どもを指導する教師などへの研修をおこないます。
(5)精神的ケアを必要とする家族支援に関する講演会、研修会を開催します。
(6)ホームページ等による普及啓発事業をおこないます。
(7)その他、この法人の目的を達成するために必要な事業を適宜おこないます。
書籍販売
日本版ナラティヴ・セラピー スタンダード
斎藤 利郎 著
3,000円+税
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(著者について)
斎藤利郎は、カウンセラー歴40年以上の実績を持つ家族療法家です。
彼は家族療法家としての活動の中でナラティブセラピーの論文に出会い、研究を始めました。
当時は訳本もなく、洋書を取り寄せ、翻訳しながら内容を分析し、カウンセリングに取り入れ効果を検証することの繰り返しでした。
研究を始めて12年が過ぎた2019年、今までの研究成果をひとつのかたちにと、彼の研究は1冊の本になりました。
この本は、ナラティブセラピーが日本で実践されるための、理論的基礎を体系化した本です。日本人による日本人のための、ナラティブセラピー「標準」テキストです。