子どもの虐待、犯罪の低年齢化、不登校、引きこもり、離婚、高齢者介護…これらの問題で悩んでおられる方々が急増しています。 しかし、これらの方々は、他人に相談できない、相談したくてもどこに相談したらよいのか分からない…というこころの叫びをお持ちです。 私たちは、これらの悩みをお持ちの方々の支援を行っています。皆さんと一緒に問題に取り組み、解決に向かって前進していくお手伝いをしています。

研修のようすの最近のブログ記事

昨年の4月より始まった第4期生の研修が、3月で1年間の基礎研修を無事修了されました。
皆さん、1年間の研修お疲れさまでした。
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第4期のメンバーは、電話相談員、高齢者施設での相談ボランティア、精神保健センターでの相談医などさまざまな相談業務に携わっておられる方々が勉強されています。このナラティヴ・セラピーを、日常の業務にさっそく活かしてくださっているようです。クライエントからの相談も、よりスムースに行うことができるようになったとの声を聞き、嬉しく思います。
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4月からは応用的な1年間の研修が始まります。皆さん、さらなるスキルアップに共に研鑽いたしましょう!

基礎と応用、2年間の研修を終えますと、『ナラティヴ・セラピスト』として認定をしています。
この5月には、第2期の研修生が2年間の研修を終え、ナラティヴ・セラピストとして認定される予定です。

「短期療法、ナラティヴ・セラピー技法習得のつどい」の授業風景をご紹介します。

 授業は、トシ家族療法研究所のカウンセリングルームで行われています。一クラスの受講者は4〜6名。講師を囲んでの授業スタイルは家庭的で、皆様とてもリラックスして学習しておられます。

narrative01_01.JPG 授業の前半はテキストを使用した講義です。ナラティヴ・セラピーの理論を分かりやすく解説していきます。
 この講義の特徴は、講師の斎藤利郎が豊富な体験例を挙げて解説することです。斎藤が過去に診てきたクライエントとの様々なカウンセリング経験から、テキストの内容が具体的にどういうことを述べているのかを平易に解説してくれます。そうすることによって、むずかしいナラティヴ・セラピーの理論が「なるほど」と理解できます。

 講義の後は、少しの休憩をとります。
 お茶を飲みながら、受講生同士が各自の近況や受講し始めてからの自分や周りの変化などを、誰ともなく話し始められます。この授業が確実に皆さんに変化をもたらしていると実感されます。
休憩も大変重要なコミュニケーションの場となっているように感じます。

 授業の後半は、ロールプレイです。
2人1組になり、前半で学習した内容を実習によって身体で理解することが目的です。この体験学習により、内容が頭ばかりでなく身体に染みわたっていくのです。

narrative01_04.JPG 最後は斎藤による「模範演技」です。受講生がクライエントになりカウンセリングを受けることにより、ナラティヴ・セラピーがどのようにクライエントのこころに影響するかを体験することができます。

 本講座を通して、受講生の方々の顔つきが回を重ねるごとに変化してくることに気づきました。皆さんとてもよい顔になられています。ご自身の変化を「職場で働くのがすごく楽になった」「姑とのかかわり方が変化し、よい関係を持てるようになった」というような体験例でお話しくださる方もいます。ここでの学びが日常生活で活用されることは、とても嬉しいことです。同時にそれは、本講座を学ぶ意義でもあります。

narrative01_05.JPG 最初の授業で斎藤が受講生にお伝えすることがあります。
「カウンセリングを学ぶことは人のためならず、自己変革と心得よ」
 カウンセリングの技法を学ぶことは、人に何かをしてさしあげるなどと考えてはいけない。自分が変わること、このことこそが本講座の一番大切な目的なのです。
(記事:田中達也)

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